第3回 国際言語研究における新動向のシンポジウム
(2025年10月10日〜11日 トルコ、アンカラ・カザフスタン、テュルキスタン)
アンカラ社会科学大学(ASBÜ)、外国語学部とアフマド・ヤサヴィー国際トルコ・カザフ大学、文献学部の共催により開催される本シンポジウムでは、21世紀における世界の言語研究が包括的に議論される。国際的なレベルで人々の生活に影響を与え、コミュニケーションの最も重要な要素である「言語」という概念をあらゆる側面から取り上げることが目的である。言語が、技術革新、人工知能の応用、多言語状況、移住、観光、医療、文学、テクノロジー、教育の分野で、どのような目的や内容をもって重要視されているのか、また、それらの分野で発生する課題の解決において、どのような影響を及ぼしているのかについて検討する必要がある。急速に変化する世界においては、既存の実践や研究を見直し、新たな動向やアプローチを議論することが求められている。専門大学としての当学は、社会科学分野における教育・研究・起業・社会的責任活動を通じて、科学、社会、人類の進歩に貢献する使命を担っており、先駆的な取り組みによって社会科学分野の発展を牽引するというビジョンを持っている。このビジョンに基づき、外国語学部の調整の下、本学の他部署である外国語学校およびDİLMER(言語教育実践研究センター)の支援を得てシンポジウムを開催し、国際的な言語研究の発展に貢献することを目指す。第3回目の開催となる本シンポジウムでは、2025年10月10日から11日にかけて、以下の課題について詳細に議論し、解決策を提案することが期待される。
- 外国語教育における新たなるアプローチ
- 外国語としてトルコ語の教育
- 技術革新の観点からの翻訳学研究
- デジタル化と言語教育テクノロジー
- 多言語主義、言語政策と移住
- 翻訳とローカリゼーションにおける最新動向
- 異文化間コミュニケーションと言語
- 自然言語処理とAI支援言語研究
- 文学作品文作における「家族」という概念
- 言語習得と家族
本シンポジウムはトルコのアンカラとカザフスタンのテュルキスタンで同時に開催される。本シンポジウムに提出されたすべての発表は、ダブルブラインド査読を経て審査される。採択された研究は要旨集に掲載され、全文はISBN付き電子書籍として発行される。参加費は無料であり、トルコ語、英語、ロシア語、日本語、スペイン語、中国語及びアラビア語で準備された発表が受け付けられる。詳細は以下のウェブサイトをご参照ください:
敬具
イスマイル・チャクル 教授(Prof. Dr. İsmail ÇAKIR)
シンポジウム組織委員会委員長